化粧箱をおしゃれにする作り方
商品パッケージは 「箱は商品の顔」、「パッケージ=商品の売れ行き」と 言われる今日この頃、箱をはじめてデザインする時は悩みますよね。 今回は箱をおしゃれにデザインするポイントを 簡単にご紹介したいと思います。 箱のデザインでお悩みのお客様はぜひ、ご覧ください。
1.イラストや写真でおしゃれな箱デザイン
まず、最初におしゃれな箱を作るにあたって、イラストを書いたり写真を撮影してパッケージにデザインすれば、 当たり前ですが、おしゃれな箱が出来上がります。
箱をデザインするにあたり、写真やイラストを入れる点は中の商品を飾る重要な要素となりますが、その点は言い出すとキリがないので、別の機会に特集させていただきます。
よって、今回は他のお手軽な手段を次章から紹介します。
2.用紙でおしゃれな箱デザイン
箱を作る際に選べる用紙は白い板紙だけではありません。
特殊紙といった金や銀の光沢を持った紙、元々色の付いたファンシーペーパー、エンボス調の紙等を使うことで、印刷では表現できない風合いを出すことが可能です。
また、印刷内容が黒一色やありきたりなデザインでも用紙を変えるだけで雰囲気が豪華になったりします。
欠点としては板紙より用紙代が上がる点です。そんな一部をご紹介いたします。
下記、写真はCGですので、実際の仕上がりとは異なります。
白い紙に印刷
ポピュラーな白い厚紙への印刷です。 絵柄のデザインだけで勝負です。
色紙に印刷
色紙に印刷すれば、シンプルなデザインでも紙の持色でおしゃれに見えます。 印刷するデザインは使い回しで、シーズンごとや商品の味ごとに紙の色を変えるなどもおしゃれですね。
クラフト紙の色紙に印刷
クラフト紙に印刷といえば、「無印良品」のイメージが強く、親しみやすいオシャレ感を漂わせます。
また、アースカラーなのでナチュラルな商品におすすめです。
メタリックなエンボスの紙に印刷
金属っぽいメタリックな用紙もあります。
こちらもシンプルなデザインだけでおしゃれに仕上がります。
3.形状でおしゃれな箱デザイン
次に紹介するのは箱の形状を変えてみる点です。
まず一つ目はフタの部分を変えて見ましょう。
持ち手を付けて目立たせたり、差し込み口を手前にもってくるなど、いろいろな形状を選べます。
フタだけ変えるだけでも箱がおしゃれに仕上がります。
(イラスト1つめ)
2つ目は、箱の形を立方体から台形や六角柱などの形状も変えれます。
立方体以外は、縦積みや横積みなどで収納しにくい点が難しいですが店頭では四角い箱より目立ちます。(イラスト2つめ)
他にも普通の四角い箱以外にも
このように形状を変えてみることでも箱がオシャレに仕上がります。
4.まとめ(最後に)
以上のように用紙や形状でオシャレに箱を作るポイントを簡単に紹介してきましが、いかがだったでしょうか?
他にもいろんな手法でオシャレに箱を仕上げるノウハウを当社では持ってますので、お悩みのデザイナーさんやメーカー様は是非、お気軽にご相談ください。
<編集後記>次回はスリーブ箱を使ったオシャレな手法を取り上げていきたいと思います。
乞うご期待あれ。(2020年2月1日アップ予定。)
著:企画部 山野