箱のオモテはどこ? 正面デザインは、どこに入れたらいいの?
こんにちは。ハマダです!
あっという間に9月に入りましたね!
気温は30℃超えていても、昨年に比べるととても涼しく感じます。
以前の記事で「今年の夏は涼しい」らしいと触れましたが、
本当にそのとおりのようです。
さて、今回は「箱の正面について」お話したいと思います。
箱の正面ってどこかわかりますか?
特にキャラメル箱(通常底・地獄底・ワンタッチ底)が難しいのではないでしょうか?
個人的な意見ではありますが、
「デザイン、見せ方次第でどこを正面にしてもいいじゃないか!!」
って思ってるのですが、今回は一般的な正面の位置についてご説明します。
みなさん、イメージしてください。
お店で売られている箱のフタは、どっちの方向についていますか?
主に、以下の3つが多いのではないでしょうか?
① 背面から開けるタイプ(キャラメル箱・ピローケース)
② 正面から開けるタイプ(キャラメル箱・N式箱)
③ 2つのパーツが合わさるタイプ(組箱とスリーブ箱)
画像見ていただくとキャラメル箱(地獄底)の「①と②って同じなんじゃない?」って思いませんか?
実際、同じといえば同じかもしれませんが、(※画像の箱サイズは異なります)
箱を展開してみると・・・・
①背面から開けるタイプ
②正面から開けるタイプ
実は・・・
「フタの位置が違うんです!!」
なぜかというと、
正面から見たときに、のりしろ部分の紙の断面が見えないような作りになっているのです。
特に機能性には、問題はないのですが、
「陳列したときの見栄え」や「正面から手にとったときの角の切り口」を
考えると、後ろにのりしろがあったほうが良いです。
ちなみに、フタの位置が変えられるのは、
キャラメル箱(通常底・地獄底・ワンタッチ底)のみで、
どちらのパターンが多いかというと①がほとんどです。
正面から見たときに切り口がなく、一番箱がきれいに見えるので、
実際ご希望がなければ、こちらのタイプで作らせていただいております。
では、②は良くないのかというと、そんなことはありません。
①と違って、正面から開けることによって、
取り出す際に商品がフタで隠れず見せることができます。
また、ラベルシールでフタをとめてデザインのアクセントにすることもできます。
ちなみに、費用はどちらも変わらないので、
正面から開けるタイプのデザインをお考えの際はぜひご相談ください♪
では、また!
ちなみにここから山野の追記ですが、
ドラッグストアなどで並んでるヘッダー付きの箱で
通常の面とは逆の面にデザインを入れる技もあります。
特に写真のような軟膏やリップスティックなどを入れる箱は商品が小さいのでヘッダー側が大きくなる場合が多いです。
そういった時は反対面にデザインを入れる場合もあります。その方が段差が無しでデザインを入れれるので通常の正面にデザインを入れるより紙面を広く使え、目立たせることが可能です。
ドラッグストアの日焼け止めクリームとか虫よけスプレーとかでたまにありますので、気になった方はお店でご確認ください。