簡単な貼箱と厚紙の組箱の違い
当社では貼箱と組箱を分けて呼んでますが、今回は簡単に違いを説明させていただきます。
1.貼箱と組箱って?
一般的にいいますと
・組箱=フタと身箱が一組となったもの全般のこと
・貼箱=1mm程度の厚紙(チップボールなど)に印刷した紙や化粧紙を貼った箱
よって、貼箱もフタと身箱が分かれたものは「組箱」です。
しかし、当社では厚紙でできる組箱と貼箱を扱ってますので便宜上、厚紙の組箱を組箱、貼箱の組箱は貼箱と呼ばせていただいてます。
2.貼箱と組箱(厚紙)の違い
貼箱 | 組箱(厚紙) | |
コスト(小ロット1個~) | イニシャルの都合安い | 展開図貼箱より高い。 |
コスト(大ロット~) | 高い。増やしても組箱より安くはならない。 | 増やせば増やすほど単価は安くなる。 |
納期 | 長い | 短い |
組立易さ | 組立不要 | 組立必要。 |
収納性 | 畳めないので仕上りサイズと同じ。かさばる | 組立前はコンパクト。必要な時に組立。 |
高級感 | 高 | 低 |
重さ | 重 | 軽 |
耐水性 | 貼ってるので弱い | 耐水用紙なら強い |
形状 | 芯材に貼る都合、組箱よりは多くない。 | 厚紙で加工しやすいので、貼箱よりは多様。 |
リサイクル | OK(紙) | OK(紙) |
頑丈さ | 高い | 低い |
3.オススメの用途
「2」の比較をふまえると大まかに
<貼箱>
高級路線、小ロット向け
<組箱(厚紙)>
大量生産でのコストダウン向け
です。